「国際ソロプチミスト」の由来

SOROPTIMIST(ソロプチミスト)という言葉は、ラテン語の「SOROR(姉妹)」と「OPTIMA(最善)」に由来し、「女性にとって最良」という意味が込められています。

 

「国際ソロプチミスト」の歴史

1921年カリフォルニア州オークランドにて、多様な職業分野で活躍する80名の女性によって、初めて結成されました。以来、世界各地で女性が社会に担う役割への認識が高まり、今では約70,000人のソロプチミストが世界118ヵ国で会員を持つ大きな組織へと発展を遂げました。
日本で初めてクラブが誕生したのは1960年。その後、クラブの成長とともに、日本各地に奉仕の輪を広げるべく、1986年には日本中央、東、北、南、西の5つの地域(リジョン)に分かれて、地域のニーズに応じて活動に励んでいます。

 

国連との関係

国際ソロプチミストは、1984 年に国連の経済社会理事会(ECOSOC)の総合協議資格を取得し、現在も非常に重要な役割を担っています。

 

なぜ女性と女児に焦点を当てているか

「ソロプチミスト」という言葉は、ラテン語で「女性にとって最良のもの」という意味で、これが、私たちの組織が発足した1921年以来ずっと私たちが目指してきたことです。ソロプチミストは、女性たちのボランティア組織であり、地域社会と世界中で女性と女児の生活を向上させるために努力しています。この目標を掲げているのは、女性と女児が私たちの助けを必要としているからです。男性も女性も、男児も女児も、貧しい生活をし、差別に直面し、困難を克服しなければならないことはあります。けれども、歴史的に見ると、世界中どの国でも、女性と女児は、女性であるというだけの理由でさらに大きな困難や差別に直面しています。

 

組織